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2009年4月28日 株式会社グ リ ッ ド
――――――――――――――――――――――――――――――――――― お使いのシリアル機器を、そのままテレメトリーシステムにする 「シリアルテレメトリーシステム ST1」 を発売
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高性能で低価格な製品を開発、製造、販売する 株式会社グリッド (本社:東京都杉並区)は、データロガーやセンサーなど、従来のシリアル機器をLANを使ってPCと接続する 「シリアルテレメトリーシステム ST1」を発売します。
パソコンにバーチャルシリアルポートを作成し、アプリケーションはそのポートにアクセスします。 ST1はLANから受け取ったデータをシリアルに変換してセンサーやシリアル機器とつなぎます。 これによりLAN接続(有線・無線)を意識することなく、GPSデータや空燃比データなどのセンサー情報を手元のPCにリアルタイム表示できます。
シリアルは伝送上の距離や配線の影響を受けますが、ST1はネットワークが接続できていれば、無線LANなどの長距離間でもローカルで接続しているのと同様にお使いいただけます。
ST1の優れている点は、従来シリアルケーブルで接続していたものを、そのままLANに置き換えることが可能になるところです。
■ 無線LANによる遠隔地間接続など、様々なネットワークに対応します
■ 非常に低価格です
■ バーチャルシリアルポートは、通常のローカルシリアルポートと同様に使えます
■ コーチング、遠方のデータ収集、設定など、シリアルで使用する あらゆる用途に
■ デバイス検索 ・ IPアドレス設定ソフトウエア、バーチャルポート作成ソフトウエア同梱
■ 非常に簡単に使えます
- LM1、DL1、LC1などを、ST1にシリアルケーブルでつなぐ
- ST1に電源とLANケーブルをつなぐ
- LANにつないだPCに、ポートを作るST1ソフトウエアをインストールする
- ロガーなどアプリケーションソフのCOMポート番号を設定する。
- 無線LANなどを使うと、遠く離れてもシリアルケーブルでつなぐのと同じ動作が可能
■ 無線LANを含むLANを使える利点 通常テレメトリーは無線を使いますが、無線の利用は許可が複雑、困難、高価です。 無線LANは、合法的に数百から数十キロメートルの範囲でカバーが可能です。 また、WDS/リピーター機能を利用すれば、見通しの悪い場所や長距離でも中継が可能です。 無線LAN機器は安価で販売されており、非常に低価格でLAN構築が可能なのも魅力です。 最近では、各種ネットワーク接続が充実してきており、接続距離は上限がありません。 このように、シリアルケーブルをLANに置き換えることで、様々な利点が生まれます。
製品画像 st1_1.jpg (LANコネクタ側) st1_2.jpg (シリアルコネクタ側)
定価 予価 38,000円
オプション シガーライター-USB-DCプラグ変換キット 品番UD5521S (シガーライターからDC5Vを供給します)
製品仕様
モデル |
ST1 |
付属品 |
デバイス本体、CD-ROM、ACアダプター |
OS |
Windows 2000/XP/NT 4.0/Vista |
サイズ |
53 x 76 x 85 mm (突起物除く)
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質量
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約 86g (本体)
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電源 |
(ACアダプター) AC100 から 240V 50/60Hz |
電源(本体) |
4..5 から 6VDC 400mA (500mA以上を推奨) |
消費電力 |
1.5W |
湿度 |
10% から 90%(結露無きこと) |
保存温度 |
-30 から 70℃ |
使用温度 |
0 から 65℃ |
Ethernetサポート |
IEEE 802.3 10/100Mbs , 10BaseT, 100BaseTX |
Ethernetコネクタ |
RJ-45 メスコネクタ |
シリアルコネクタ |
9 pin D オスコネクタ (DB-9M) |
シリアル データレート |
50, 75, 110, 134, 150, 200, 300, 600, 1200, 1800, 2400, 4800,
9600,14400, 19200, 28800, 38400, 57600, 115200, 230400 bps |
パリティ |
None, Even, Odd, Mark, Space |
データビット |
5, 6, 7, 8 |
ストップビット |
1, 2 |
使用上のご注意 本製品を使用する場合、無線LANなど不安定な接続環境での利用が想定されます。 無線LANを含むネットワーク環境は、通信に遅れが生じたり、切断されたりします。 本製品はバッファを内蔵しているため、短時間の切断ではPCのソフトウエアー、デバイスの双方には切断されたようには見えませんが、事実上切断されている時間はリアルタイムで遅れが生じます。 また、一定時間以上の切断が継続した場合は、バッファ容量を超えてデータが欠落、切断する可能性が有ります。 したがいまして、動作遅れが生じると不都合が生じる機器との通信、切断された場合に自動再接続されない機器との通信、ファームウエアのアップデートや重要なデータの転送など、重要な機器での使用や問題になる動作はしないでください。 シリアルデータレートは、LAN接続可能速度の影響を受けます。
インターネットを介しての接続は保証しておりません。 インターネットを介して接続する場合は、必ずVPN接続かファイアウォールを設置してください。 そのうえで、必要なポートのみを開放するようにしてください。 また、通信速度や使用可能なポートにより接続できないことがあります。
製品には、無線LAN機器などは含まれておりません。
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