2011年8月22日
株式会社グ リ ッ ド

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「ウォーター／アルコール インジェクションシステム クーリングミスト」
CoolingMist
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  海外ではNOSとほぼ同等の効果が得られることから、競技で一般的に使用されています。 また「水」の入手性の容易さから手軽で効果的なチューニング方法として人気があります。さらに、アルコール混合などで利用される場合もあります。（*注意）

 ドリフト、ゼロヨン、ラリー、ジムカーナ、オンロードレースのスタートや低速サーキットなど、空冷インタークーラーでは十分な吸入空気の冷却ができない場合に威力を発揮します。

  水噴射による冷却やパワーアップは昔から使用されてきた技術であり、チューニングの世界でも２０年以上、はじまりは70年以上前の航空機までさかのぼることができます。一時はF1やWRC車、現在でも世界最速のディーゼル車やドラッグマシンなどでも使用されています。

 吸入空気温度が下がることによる充填効率の向上や、耐ノック性が向上することによる大幅なパワーアップ。 また水が気化すると体積が1000倍以上増えるので、シリンダー内圧が高まる事もパワーアップの要因とされています。

ブースト圧により最適な噴射を制御するCM-GSメーターユニット

 効果の高いウォーターインジェクションですが、今まで広く利用されていないのには理由がありました。
 従来はポンプ圧力がターボ過給圧以下であった事も多く、エアが逆流したり、エンジン負圧で水が吸い出されてサージタンクに貯まるなどが不調の原因となっていました。 また、霧化不足のために気筒ごとに「ばらつき」が生じたり、低速から高速まで噴射量が一定のために低ブーストで水が多く、高ブーストで不足する問題もありました。

0.5mmΦノズルと最適なミスティングを実現する内部構造

  CoolingMist は、200psi設定（≒13.7bar≒1.38MPa）の高圧ポンプを使用し、ブースト圧による噴射量を制御するCM-GSメーターユニットと、緻密なミスト噴射を可能にする専用設計ノズルを使用します。

40ミクロンフィルター内蔵 チェックバルブ

・ 高性能噴射制御システム SM-GSにより、過給圧に応じた噴射量コントロール
高圧ポンプを無段階PWM制御し、過給圧に応じて噴射量を完全に制御できます。

・ 設定200psi（最大250psi ≒ 17.2bar ≒ 1.72MPa）高圧ポンプ使用
ポンプは耐久性の高いダイヤフラム式で、セルフプライミング可能な 通常設定圧200psi（最大250psi）の高圧により、いかなるハイブーストターボでも余裕で噴射できます。DC12V仕様。

・ 微細な霧化の高性能ミストノズル
専用新開発のステンレス製ミストノズル（口径0.5mm 接続1/8）は独自の噴射形状によりエンジンに優しい理想的な霧化状態を実現し、微細かつ十分な吐出量を実現します。また、多量に噴射する場合には複数個を並列に設置することも可能です。（流量：ポンプ圧200psi時 約0.3L/分）

・ フィルター内蔵の高圧チェックバルブ装備
エンジンが負圧時の水吸い込みや過給圧の逆流を防止する、40ミクロンフィルター内蔵の高圧チェックバルブを装備。

・ 高温高圧に対応する金属のワンタッチ継ぎ手
長期間の使用にも錆びず、高温度下でも使用可能なワンタッチ脱着の高性能継ぎ手を使用しています。

・ 専用チューブ
高耐圧半透明ナイロンチューブにより高圧ポンプに対応します。また半透明で水の流れも確認できます。

・ 専用タンク付属
1リットル、または2リットルの専用タンクが付属します。

製品内容
CM-GS 圧力センサー内蔵ポンプ制御メーター
ミストノズル
250psiポンプ（設定圧200psi）
チェックバルブ
1/8フィッティング
ノズル用フィッティング
バルクヘッドフィッティング
フロートスイッチ
配管チューブ
タンク（1L または 2L）
バキュームホース
バキューム用三つ叉
ヒューズホルダー
配線コード

およその換算
1bar = 1.02kg/cm2 = 14.5psi
1kg/cm2 = 0.9807bar = 14.22psi
1psi = 0.07031kg/cm2 = 0.06895bar

自動車以外にも、園芸、空気の冷却等様々なミスティング用途にお使いいただけます。

*注意・警告： この製品は競技専用部品です。一般公道では使用できません。エンジン損傷、故障、他者への損害を含む一切の責任は負いかねますのでご了承下さい。また、使用後のエンジン管理のできる方のみご利用下さい。 アルコールの混合比率は最大30%未満です。水とアルコールの混合は比率によって可燃物となる可能性があり非常に危険ですので、自己責任の下でご利用下さい。使用にあたっては法規等（地方自治体法を含む）をご使用になる方の責任においてご確認下さい。弊社では一切の責任は負いかねます。アルコールを混ぜたままの保管は腐食等の可能性がありますのでお控え下さい。