・広帯域のノイズを吸収し、電源を安定化させます。 ・電圧低下を平滑化するため、負荷時の出力低下を抑えます。 ・電圧を安定化するため、機器に対する負担が減少します。 ・一般的なキャパシタに比べ、圧倒的なハイレスポンス設計です。
機器の性能を十分に引き出すには、電源の品質が重要です。
しかし、車両は電源の環境が悪く、電圧が大幅にドロップするほか、リレーやモーターによって低周波から高周波に至るまで様々なノイズも発生します。これらの電圧の変動やノイズを抑えることで、設計時に意図された最高のパフォーマンスを発揮することが可能となります。
近年の車両はコストダウンや省燃費の軽量化により、余裕の少ない配線や電源が採用されています。
一般的に最大の電力消費あわせて設計されているため、消費電力が少ない時に電力を貯め、必要な時に放電するキャパシタを併用すれば電圧の低下による出力低下を抑えることができます。
また、機器から発生する逆起電力やノイズ成分は発熱によって消費されますが、これらを貯めることで発熱を減らし、高負荷時に有効利用することで効率が高くなります。ハイブリッドキャパシタテクノロジー低周波から高周波までのノイズ吸収と、大出力時の電圧低下を防ぐ目的に開発された、従来に無い方式のキャパシタです。
電源の品質を改善するハイブリッドキャパシター。
最新の高誘電率系デバイスと大容量デバイスを組み合わせることにより、高レスポンスで大容量なキャパシタを実現しました。従来に比べて非常に高速な充放電が可能なため、高周波までも吸収するノイズキラーとしても大きな効果を発揮します。
専用に設計された高性能基板と低抵抗のシリコンケーブルにより、ハイブリッドキャパシタの利点を活かします。
取り付けただけで燃費が良くなったり、パワーアップしたりしますか? ハイブリッドキャパシタは、取り付けただけで燃費が良くなったり、パワーアップしたりすることを謳う製品ではありません。電源の品質により、インジェクターの噴射量の安定化や点火コイルのエネルギー増加の可能性はあるため、パワーアップしたり燃費が良くなるかもしれませんが、それはあくまで二次的な効果によるものです。
・なぜハイブリッド? 一般の電圧安定キャパシタに使用されている部品は大容量ですが、内部抵抗などの特性が悪く、充放電のレスポンスが良くありません。そこで立ち上がり特性に優れた高誘電率系デバイスと大容量デバイスを組み合わせることにより、大容量で圧倒的なレスポンスを発揮するキャパシタを開発しました。
・どこに装着するのが効果的ですか? 動作を安定させたい機器の電源配線です。 モーターのコントローラーや点火イグナイター、パワートランジスター、ECU、アンプ、ヘッドユニットなど、機器の近くの電源配線に接続するのが効果的です。 ハイブリッドキャパシタには電気的な抵抗となるヒューズは内蔵されておりませんのでバッテリーに直接接続しないで下さい。また、バッテリーの端子やシガーライタの配線など、負荷の配線と別系統にキャパシタを付けても効果は限定的です。(バッテリーは自身が巨大なキャパシタと同等のため)
エージングは必要ですか? 本製品は近年開発された正当なデータのある電子部品を使用しています。 容量や充放電特性の変化が落ち着くことで音色に変化が生じる可能性はあります。ハイブリッドキャパシタ本体はテストのために一定時間の通電テストをしていますので、特にエージングの必要はありません。
・ステレオの音は良くなりますか? 音質は人によって感じ方が変わるもので、それはわかりません。 割れるほどに大きな音が好みな人もいれば、原音に忠実なのが良い音と感じる人もいます。 一般的にはノイズが小さく、鈍らない音を良い音と感じる傾向があるわけですから、その意味では良い音と感じる人は多いはずです。また電圧が低下すると歪みは大きくなりますので、電圧の低下を抑えることは有効です。電源の改善によって、同一アンプであっても出力、S/N比、ダイナミックレンジは大幅に改善します。
・ハイブリッド構造にどのような利点があるのでしょうか? 数メガヘルツを超える領域まで対応可能なキャパシタと、大容量で低周波に強いキャパシタのハイブリッド構造は、素早い立ち上がり特性でのノイズ吸収と、低周波での電力安定の両立が可能になります。近年の電子回路はマイコン制御と効率の関係でデジタル方式が多くなっていますが、オンオフを繰り返して動作するために電源ノイズが発生しやすい構造です。 従来にないハイブリッド構造は、デジタル回路にも確かな電源改善効果を発揮します。
装着後の変化について: ハイブリッドキャパシタ装着直後は、装着前に比べて電圧が上昇(低下していたのが下がらなくなる)ため、ECU の自己学習が完了するまでの間、装着前に比べて車両の状況が変化する場合があります。(一般的に空燃比が濃い目となるため、若干の振動が出たりエンジン音が大きくなったりする可能性があります)ECU の自己学習が終了すれば通常状態に戻るため、数十分の間通常走行してください。
・容量は大きいほど良いのですか? 電気の消費量に応じた適切な容量があります。 例えばクルマに大型ステレオなどを搭載してバッテリーが上がる状況では、バッテリーを大型化しても解決しません。同様にキャパシタの容量だけを無闇に大きくしても充放電に時間が必要になるだけで瞬間的な電圧の低下を抑えることはできません。
一般の大容量キャパシタは充放電時に大電流が流れてショート状態になるのを防ぐため、内部抵抗が大きく効果が制限される可能性があります。 エンジンパフォーマンスアップのアップは、点火系の電圧低下を抑えるのが効果的です。点火はコイルに対して「いかに早く、必要な電力を供給できるか」が重要です。 電圧の低下は瞬間的なもので必要な電力は限られています。したがって必要以上の容量は効果がありません。立ち上がり特性に優れ、必要十分な容量で設計されたハイブリッドキャパシタは瞬発力が要求される点火回路に大きな効果を発揮します。
数百ワットを超える重低音再生のような、ゆっくりで長時間の電力が必要な目的には超大容量のキャパシタも有効となりますが、通常の重低音から瞬間的な音のレスポンスやキレを求めるなら、素早い電力供給が可能なハイブリッドキャパシタが効果的です。また普通のキャパシタでは対応できない高周波にまで対応するので、ノイズ低減に大きな効果を発揮します。
取り付けにあたってのご注意: 常時通電するバッテリーの端子などには接続しないで下さい。 電源からヒューズを通過した配線に接続して下さい。 防水ではありませんので、水がかかる場所に設置しないで下さい。 極端に高温や低温になる場所に設置しないで下さい。
|